「経営力向上計画」の認定取ったどぉー!
こんばんは。ミヤです!
今回は、金融公庫に金利優遇(最大-0.9%)を獲得するために中小企業経営強化法に基づく
「経営力向上計画」を提出します!
1 様式第1 経営力向上計画に係る認定申請書
2 別紙 経営力向上計画
①名称等
②事業分野と事業分野別指針名
③実施時期
④現状認識
⑤経営力向上の目標及び経営力向上による~(省略)
⑥経営力向上の内容
⑦経営力向上を実施するために必要な資金の額及びその調達方法
様式第1 経営力向上計画に係る認定申請書
記入するのは
・日付
・宛先
・住所
・名称及び代表者の氏名
日付は提出日を記入。
次に宛先です。太陽光の場合は○○経済産業局長が宛先となります。
『○○経済産業局長』殿 と記入。
住所および氏名はそのまま書きます。
別紙 経営力向上計画
これからが本番。
①名称等
私は個人事業主として本計画を申請しています。
1.業者氏名 空欄(個人事業主なので)
2.代表者の役職名及び氏名 名前
3.資本金又は出資の額 空欄
4.常時使用する従業員の数 空欄
5.法人番号 空欄
6.設立年月日 開業した日
②事業分野と事業分野別指針名
1.事業分野 33電気業 3311発電所
2.事業分野別指針名 空欄
③実施時期
平成31年6月~平成34年5月
最大3年間なので、3か年計画としました。連系日から3年としました。
記入する前に、窓口へ相談に行ったのですが、
「現状はこうですが、将来はこうなります」という書き方のようです。
④現状認識 ※ここは現状を書く
1.自社の事業概要
平成31年○月に事業を開始。保有する空き地に太陽光発電所を設置し、「再生可能エネルギー固定価格買取制度」を活用した全量売電を行う計画である。
2.自社の商品・サービスが対象とする顧客・市場の動向、競合の動向 ※現状を書く
「再生可能エネルギー固定価格買取制度」の現況としては、売電価格が20年間保証されているため、売り上げは安定する見込みであるが、売電価格は年々引き下げられ、本発電所の売電単価は税込み19.22円/kW・hと固定価格買取制度が施行された2012年の45.36円/kW・hと比較して42.3%まで減少していることから、従来と比較し利益を上げにくい。
そのため、高効率機器の導入による発電量の増加及び故障などによる発電停止リスクを低減させることで収益力を高めることが重要である。
3.自社の経営状況※現状を書く
平成31年6月に太陽光発電所が系統連系・売電を開始し売り上げ・営業利益が発生する予定である。
当初計画での予想売上高は、平成31年(6月~12月)○○円、平成32年○○円、平成33年○○円で、計画完了時(平成31年6月~平成33年12月)の売上高は○○円を見込んでいる。
と、こんな感じで書きました。先ほど言いましたが、「現状はこうですが、将来はこうなります」という書き方のようですので、重要なのは後で記入する⑥経営力向上の内容と比較させることみたいです。。④現状認識で問題点や方向性を述べ、⑥経営力向上の内容でその問題点や方向性をクリアするよう、記入しました。
⑤経営力向上の目標及び経営力向上による~(省略)
1.指標の種類 労働生産性
2.A 現状(数値) -8(千円/時間) 今現在かかっている費用(ガソリン代等)
3.B 計画終了時の目標(数値) (千円/時間) (H33年6~H34年5)
4.伸び率 伸び率((B-A)/A)(%)
⑥経営力向上の内容
(1)現に有する経営資源を利用する取組 有
(2)他の事業者から取得又は提供された経営資源を利用する取組 無
(3)具体的な実施事項
ここですが、私の場合、担当者から窓口で「このように修正してもらえますか?」
と言われたので、下記の内容で提出しました。
当初計画を一部変更して事業を実施し、収益力を高める。具体的な変更点は以下のとおり。
①設置場所について
当初計画では、○○(地名)での事業実施を予定していたが、日照条件等の現場調査を行った結果、再度設置候補地を検討し、日照条件等の良い○○(地名)へ変更する。
②太陽光発電設備について
【太陽光パネル】
設備設置場所の日照条件を踏まえ、当初予定していた片面パネル(320W)から、裏面も発電する両面パネル(370W)へ変更する。両面パネルを導入することで、5%~15%程度の発電量の増加が見込め、導入設備を最大限に生かせる環境を構築する。
【パワーコンディショナー】
単相9.9Kw(変換効率98.0%)5台(49.5Kw)から、単相4.125Kw(変換効率98.5%)12台(49.5Kw)へ変更する。容量に変更はないが、変換効率が0.5%向上するため、発電量の増加が見込まれる。また、導入予定のパワーコンディショナーは「IVカーブ測定機能」を搭載しているため、機器の不具合が発生した際、トラブル内容まで特定出来、早急な復旧活動が可能である。
③経営力(生産性)の向上
上記①②のとおり、日照条件の良い設置場所・高効率な太陽光発電設備の導入へ計画変更することで、当初計画と比較して売上高及び営業利益の増加が見込め、経営力(生産性)の向上が図れると同時に、国が進める再生可能エネルギーの促進に貢献出来ると考える。
当初は数字を含め色々記入していましたが、もっとシンプルにと言われ、この内容で記入しました。
事業分野別指針の該当箇所 事業承継等の種類 新事業活動への該非(該当する場合は○)は太陽光の場合無記入でOKと言われました。
⑦経営力向上を実施するために必要な資金の額及びその調達方法
1.実施事項 ア
2.使途・用途 太陽光発電設備導入費用
3.資金調達方法 融資
4.金額 ○○千円
以上です!
今回の目的はあくまで金融公庫の金利優遇のため、これから下は斜め線でOKでした。
また、金利優遇だけでしたら、工業会の証明書も必要無いそうです。
その結果。。。
見事認定されました!!!!!
※あくまで、私の地域での場合ですので、認定されなくても私は一切責任を取りません!自己責任です!
ただ、少しでも参考になれば幸いです。
ひとつ言えることは、成功の秘訣は、ある程度案を作成し、「一度窓口に行く事!」これに尽きると思います!
担当にもよると思いますが、丁寧に教えてもらえましたよ!
皆さんの検討を祈ります!
私の発電所で採用したLONGi両面パネル
LR6-60HBD310w
LR6-72HBD370w
はこちら
https://jp.longi-solar.com/
※右上の『メニュー』→『製品情報』参照
※施工会社はご自分でお探し可能で部材(パネルとパワコン)の分離発注を考えている方。LONGi両面パネルに興味がありましたら、私の対応出来る範囲で相談に乗ります(^-^)
※中間マージン等は発生しません。あくまで私の設備導入に携わってくれた方々(メーカー、販売会社)への恩返しの気持ちです(^-^)